GX形

切管長さ計算 簡易法版

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⚠ 一体化長さ表の適用条件(便覧T57 表12/表14)

呼び径75〜300:設計水圧1.3MPa以下・土かぶり0.6m以上・N値5程度以上の締固め。
呼び径350〜450:設計水圧1.3MPa以下・土かぶり1.2m以上・N値5程度以上の締固め(早見表は土かぶり1.2m/1.5mの2区分)。
いずれか一つでも満たさない場合はこの早見表は使えません(別途計算式)。
※異径T字管(本管と枝管の呼び径が異なる350〜450の組合せ)は現状未対応です。

呼び径 φmm

接続先(曲点・分岐点の部材)

曲管の角度

この切管はT字管の…

片落管の向き

仕切弁の一体化長さ・寸法を確保します。切管の甲乙(測定起点)に応じて、受口側L2または挿し口側L3を引きます。呼び径75〜250が対象です。

一体化長さ表の条件 便覧T57 表13/表15/16

設計水圧

土かぶり(呼び径350〜450のみ区分)

測定の起点 どの部材の・どちら端から測ったか

作る切管

挿し口から測定するため、自動的に甲切管になります。

切管挿し口の作り方 最小切管寸法の判定に使用(便覧T57 表32)

切管ユニット:P-Link・G-Link を使って挿し口を作る場合(呼び径75〜300)。
挿し口リング:切管用挿し口リングで挿し口を作る場合。

呼び径350以上は切管ユニットの対象外のため、挿し口リングに切り替えました。

測定距離 既設管端 → 曲点/分岐点

mm

ライナの数 自動計算

切管 有効長

mm
切断位置(受口端から)
mm
挿入長さ
部材側で引く寸法

一体化長さ(簡易法の目安) 異形管の前後に確保

この部材の前後にそれぞれ
m 以上を一体化

※片落管・仕切弁の一体化長さは、土かぶり0.6m・ポリエチレンスリーブなしの場合の値です(便覧 表3・表5)。

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このアプリについて

GX形ダクタイル鋳鉄管の現場で、曲管・T字管・継ぎ輪の手前に入れる切管の有効長と切断位置を計算します。日本ダクタイル鉄管協会(JDPA)規格 G 1049 の寸法に基づく簡易法版です。

使い方

① 呼び径を選ぶ → ② 接続先(曲管・T字管・継ぎ輪)を選ぶ → ③ 測定の起点と切管の種類を選ぶ → ④ 現地の測定距離を入れる。これで有効長と切断位置が自動で出ます。

用語

甲切管・乙切管

甲切管は受口がある切管、乙切管は受口がない切管です。甲切管は受口端から、乙切管は挿口端から測って切ります。

P と Y(耐震の挿入寸法)

GX形は地震時に伸縮できるよう、挿し口を受口に目一杯挿さず余裕を残して止めます。Pは受口端から挿し切れる長さ、Yは止め位置から極限位置までの余裕です。受口端から測ったときは実際の挿入長 P−Y を足します。

ライナと伸び量

切管の挿し口にはライナを入れます。ライナの種類で引く量が変わります。

・曲管挿し口(曲管が刺さる)… ライナ幅 A を引く
・直管挿し口(直管が刺さる)… 伸び量 A−Y を引く

切断位置の考え方

切管の挿し口が何に刺さるかで足す量が変わります。

・先が異形管(曲管等)… 切断位置 = 有効長 + P
・先が直管(入れ替え時など)… 切断位置 = 有効長 + P−Y

ライナの自動計算(簡易法)

一体化区間(角度ごとの一体化長さ)の中に入る直管受口の数だけライナが入ります。有効長が一体化長さ以上だと切管自体が区間を埋めるためライナが減ります。

切管手前の管切管種別有効長ライナ
受口一体化長さ以上1個
受口一体化長さ未満2個
挿口以上0個
挿口未満1個
受口0個

「ライナの数を手動で変更する」にチェックを入れると個数を上書きできます。

一体化長さ(便覧T57 表12〜16に準拠)

異形管の前後にそれぞれ確保する一体化長さは、呼び径・曲管の角度・設計水圧で変わります(呼び径350〜450はさらに土かぶりでも変わります)。画面の「一体化長さ表の条件」で設計水圧(・土かぶり)を選ぶと、下記の早見表から自動で選定されます。

適用条件を一つでも満たさない場合はこの早見表は使えません(別途計算式)。
・呼び径75〜300:設計水圧1.3MPa以下・土かぶり0.6m以上・N値5程度以上の締固め
・呼び径350〜450:設計水圧1.3MPa以下・土かぶり1.2m以上・N値5程度以上の締固め
呼び径22.5°以下
0.75/1.3MPa
22.5°超45°以下
0.75/1.3MPa
45°超90°以下
0.75/1.3MPa
T字管・枝管側
0.75/1.3MPa
751 / 11 / 11 / 41 / 1
1001 / 11 / 11 / 51 / 1
1501 / 11 / 14 / 61 / 6
2001 / 11 / 14 / 81 / 6
2501 / 21 / 26 / 112 / 7
3001 / 21 / 77 / 167 / 13

呼び径350〜450(単位m、土かぶり1.2m/1.5mの順):

呼び径22.5°以下
0.75/1.3MPa
22.5°超45°以下
0.75/1.3MPa
45°超90°以下
0.75/1.3MPa
T字管(同径)
0.75/1.3MPa
350
1.2m/1.5m
1/2
1/2
3/7
3/7
8/15
7/13
7/14
7/13
400
1.2m/1.5m
1/2
1/2
4/7
4/7
9/17
8/15
7/16
7/15
450
1.2m/1.5m
1/3
1/3
4/9
4/9
10/19
8/16
8/18
8/17

T字管部の本管側は呼び径・設計水圧・土かぶりに関わらず常に1mです(枝管側にのみ表の値を適用)。異径T字(本管と枝管の呼び径が異なる呼び径350〜450の組合せ)は便覧に個別の値がありますが、本アプリでは未対応です。

片落管・仕切弁の一体化長さ(便覧 表3・表5)

片落管(レデューサ)と仕切弁部(管端部)の一体化長さです。土かぶり0.6m・ポリエチレンスリーブなしの条件に絞って掲載しています(便覧の表3・表5は本来、土かぶり0.6〜1.4mの5区分とスリーブ有無で値が変わります)。片落管は大管側に一体化長さを確保し、片落管自体は含みません。呼び径は片落管100×75〜250×200、仕切弁75〜250に対応しています。

片落管(大管×小管)0.75MPa1.3MPa
100×752.54.5
150×1005.08.5
200×1505.08.5
250×2005.08.5
仕切弁・管端部0.75MPa1.3MPa
755.59.5
1007.011.5
1509.516.0
20011.520.0
25014.023.5
片落管の寸法引きは、日本ダクタイル鉄管協会への確認を踏まえ、片落管は大口径側と考え、測定距離から片落管の有効長(受挿しはL1、挿し受はL2)を引いています。挿し受で直管受口が来る場合のライナ処理などは、他部材と同じロジックです。

仕切弁の寸法引き:曲管と同じく、測定起点(切管の甲乙)で引く寸法が決まります。測定起点が受口系なら受口側L2(90/90/110/130/150mm)、挿し口系なら挿し口側L3(400/400/440/480/530mm)を引きます。

最小切管寸法(便覧T57 表32)

切管の有効長には作業上の最小長さがあります。切断・継手の接合・解体に必要な寸法から決まり、切管挿し口の作り方(切管ユニット/挿し口リング)甲切管/乙切管呼び径で変わります。有効長がこの値を下回ると警告が出ます(計算結果はそのまま表示します)。

呼び径切管ユニット挿し口リング
75660770700770
100660770720770
150680770740770
200680770740770
250680770740770
300720820760820
3509701010
4009701020
4509801020

切管ユニット(切断後にP-Link・G-Linkで挿し口を作る)は呼び径350以上が表32の対象外です。その場合は挿し口リングの値で判定します。なお表32は継ぎ輪の預け代(せめ配管など)を考慮していないため、そうした配管では別途検討が必要です。

最大切管寸法(参考・JDPA資料11)

切管の有効長には最大長さの目安もあります。定尺管(直管の有効長)から次の値を引いたものです。有効長がこれを上回ると警告が出ます(計算結果はそのまま表示します)。

呼び径甲切管(受挿し管)乙切管(両挿し管)
50〜250直管有効長 − 200mm直管有効長 − 500mm
300〜直管有効長 − 200mm直管有効長 − 1000mm

本アプリの定尺長は φ75・100=4000mm、φ150〜250=5000mm、φ300〜450=6000mm を用いています。例:φ100 甲切管なら最大 4000−200=3800mm、φ300 乙切管なら 6000−1000=5000mm。

補足(資料11 注記2):甲切管の有効長は、受口にY寸法があるものはY寸法を含んだ長さです。また切管ユニットの有効長にはP-Linkの長さは含みません。

注意

本アプリの計算は参考値です。実際の施工では現場条件・設計図・最新の規格・自治体のローカルルールを必ずご確認ください。